about

作り手のこと

はじめまして

てまり作家のまきこと申します。

糸を巻くたびに、ひとつとして同じ表情のない球体が生まれます。色の重なり、角度によって変わる光の映り込み——てまりにはそんな小さな発見が詰まっています。完成した瞬間の静けさと充実感は、どれだけ制作を重ねても色あせることがありません。

てまりはもともと、針仕事の端切れを無駄なく使うために生まれたと言われています。暮らしの中から生まれた工芸だからこそ、日常の中にそっと馴染む美しさがあると感じています。素材や色の選び方ひとつにも、その時々の気持ちが自然と宿ります。

手渡しすることのできない遠い誰かのもとへ、小さな球体が旅をする——そんな想像をしながら糸を結びます。どうかお手元で、長くかわいがっていただけますように。作品への感想やオーダーのご相談など、お気軽にお声がけください。

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